<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<地産地消と世の中の流れとサステナブル意識編>
さてさて、今回でラストになります連載ブログ「ウールに潜在するサステナブルの可能性」。最後はそれかい!というお話でございます。 【地産地消】 ・世界三大ウール産地とはイタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールド、日本の尾州を指しています。また地政学的にも日本のウールは独自の進化を遂げています。もち... 続きをみる
<ウールに潜在するサステナブルの可能性>のブログ記事
<ウールに潜在するサステナブルの可能性>(ムラゴンブログ全体)<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<地産地消と世の中の流れとサステナブル意識編>
さてさて、今回でラストになります連載ブログ「ウールに潜在するサステナブルの可能性」。最後はそれかい!というお話でございます。 【地産地消】 ・世界三大ウール産地とはイタリアのビエラ、イギリスのハダースフィールド、日本の尾州を指しています。また地政学的にも日本のウールは独自の進化を遂げています。もち... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<生分解性編>
今回は、1番の山場です。 ウールは、天然繊維であることは皆さまご存じかと思いますが、多くの天然繊維は、「動物性」と「植物性」に分類することが可能です。衣料品に使用されるメジャーな素材の中での「動物性」天然繊維は、ウール(希少な獣毛も同じことが言えます。)とシルクになります。ここでは、ウールならでは... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<機能性編>
今回は、90年代半ばくらいまではサマーウール等、春夏にもキチンとしたスタイルには欠かすことのできなかったウールですが、合成繊維の機能面向上により市場から忘れられてしまった感があります。昨今では、この機能性を改めて見直し、本格的なスポーツやアウトドアメーカーがウール本来の機能を活かした製品をリリース... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<副産物&アップサイクル編>
今回は、あまり一般的には知られていないと思われるウールサステイナブルに於ける副産物&素材でのアップサイクルを紹介します。 【副産物】 羊毛の表面(羊の皮脂分泌物<ウールグリース>)から得られるラノリン脂肪酸は、18-MEA(※注1)を豊富に含んだ唯一の天然素材である。以下に18-MEAについての詳... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<低負荷&動物愛護編>
今回は、ウールサステイナブルに於ける低負荷&動物愛護を紹介します。 【低負荷】 通常では資材等に使用されることが多い有色羊毛を原料とし、衣料用に選りすぐりの有色原料を紡績~撚糸~製織することで、染色の際に使用される大量の水、機械を動かすための光熱費、着色染料、定色着させるための薬剤などを軽減するこ... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<オーガニック編>
ここでは、一般的なオーガニックウールの基本概念に基づく規定項目を紹介します。 1) 牧場と土壌 羊が放牧される牧場の土壌の中に残留する化学物質を測定し、規制されている薬剤の種類と量をモニタリングし、一般的には3年間にわたり連続して測定し、検査基準をクリアしているかの経過観察が行われる。万が一、規定... 続きをみる
<ファッションの話>ウールに潜在するサステナブルの可能性<リサイクル編>
世間では、だいぶ秋めいてウールの衣料品が欲しくなる季節が到来してきました。 そこで、今日からはシリーズものでちょっと仕事でまとめた“ウールに潜在するサステナブルの可能性”について掲載してまいります。サステナブルというか“ウールの機能性”についての検証を意識しているものでありますので、ご了承ください... 続きをみる