<記憶の断片>至福の時間
幾多の困難を乗り越えて
辿り着く未開の地
どんなに欲しくても
現れることはない
形がない音もない
自分だけが感じる
自分が創り出す
未知の領域
ちょっとやそっとの
苦役では辿り着けない
履歴の先にある
視界のバリエーション
そこに行ったものしか
見ることができない
言葉では表せない世界がある
束の間の時間しか現れない
至福の地
一度味わえば
病みつきになっていく
負荷が大きれば大きいほど
奥行きを増す自由構造
設計者の自分すら
置き去りに現れる
明晰夢に似た至福の時間
画像提供元:Pexels
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