<世間話>電子編み機
先月開催した“2025 Spring / Summer FABRICa NIPPON”の≪マーケットゾーン≫では、生地をはじめとする素材を一般の方へも販売を行いました。ただモノを買うということだけではなく、“コトを買う!”という試みも行いました。今期は、AND WOOLディレクターの村松啓市氏をお迎えし、電子編み機のワークショップを開催。各家庭にミシンや編み機が普通にあった“昭和”の時代が、リバイバルしている今、コロナ禍もあってこの電子編み機の人気が急上昇しているとか?!“自分で自分や家族のものを作る”ことが当たり前だった時代は、ものを大切にする時代であり、“ものが今のものではなくモノだった”記憶があります。SDGsの風潮もあって、“モノを大切にする”時代となった今、単に古いものではなく、大切な“何か”を思い出させてくれ、“ジャージャー”という電子編み機の音も心地よいBGMとなる。そんな気分をいち早く感じたファンも多く、1回2名限定のワークショップ参加チケットは、公開するとすぐに完売したほどでした。受講された皆様の笑顔がとても印象的で、開催して良かった!と思った瞬間でもありました。
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