<記憶の断片>途中下車
美しい過去のために
記憶のピースを書き換える
なかったはずの物語が
徐々に鮮明になっていく
学生時代に毎日乗った電車
目的地だけを往復していた
今 僕の目に映るのは
通り過ぎてきた途中の駅
途中下車してあの頃には
出来なかった自分時間を
感情の赴くままに過ごす
きっと変わった景色
それでもあの時に空けてしまった
感情のピースを埋めていく
時間だけが僕を束縛したあの頃
必死だったあの頃の僕
大丈夫だよ ちゃんと
経験したかったあれこれを
今からでも経験させていくから
もっともっと充実した
過去の記憶にしていくよ
だって隣り合わせに
君はいるんだから
画像提供元:Pexels
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