あの時の君とこの時の僕 IFの世界があったとしても その時間を捉えることは できないだろう 多くを知ってる君と 何も知らない僕は ただの風景の一つ 回転木馬の内側と外側 では重なる瞬間は 瞬きの一瞬 出会ったのかもわからない 道化師の技 あれから学んだ僕の技 君に届くのならば 動けなくなる前に ラ... 続きをみる
2023年9月のブログ記事
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母が眠る東京・神楽坂のお寺でのお彼岸法要の後、お茶のむために商店街を歩く。 「あ!空いてる!」 と思わず声に出てしまった。煙草も吸える昭和レトロな喫茶店。といっても、当時は、最先端のかっこいい喫茶店だったと思う。嘗ては必ずと言って良いほど、菩提寺参拝の後に立ち寄っていたが、店主が病いだったようでず... 続きをみる
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影踏みした昔が まるで昨日のよう まとわりつく夏の夕暮れが 僕を輝いた季節へと 連れて行ってくれる いつも優しい手で 僕の手を握ってくれた あなたはもういない あなたのために強くなると 決心した夏の日の午後 幾度かの季節を超えて 旅立つあなたの後ろ姿を 見つめていた 画像提供元:Pexels
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ガーデニングを任されている幼馴染みが一旦、地元に帰国。 幼馴染みがいないと何となく、やりづらい大きくなった木の剪定を行った。それ以外にも、PCでのデータ作成を依頼され、幼馴染み宅でデータ作業。w 兎に角、やることが多め。全く苦ではない楽しいので問題はない。 一応、木の剪定を行いながら、どんな花を植... 続きをみる
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グレーの街はどこまで続くの? 儚い想いが深い深い谷に消えていく 耳を伝う 色彩のない世界 全ての色を合わせた無の空間 沢山の孤独が交差する色で溢れる街 シーンを変え 色を変えて SOMETHINGがあることを期待して人は彷徨う 見えないものが消える恐怖 見られている焦土感 見届ける苛立たしさを抱え... 続きをみる
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今年の夏から4年振りに菩提寺での法要が再開した。 お寺に集う人々はご年配が多いので、もっともだと思っていた。 2023年9月23日(土)秋分の日 秋のお彼岸法要に参加した。嘗てお会いしていたご年配でも顔を見せない人もいる。 “人の集まる場所はちょっと・・・。”であることを願うばかりだ。 久しぶりに... 続きをみる
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舞い降りた霧のベールが 身体を包み込んでいく 目の前も見えないくらいの道 かすかに見える星明かりを頼りに 前を進んでいく ザクザクと音を立てて 踏み砕く落ち葉の音が 乾いた空気に触れて 心地よいメロディを奏でている 後ろにはさがれない 大きな何かに頷き 大きな何かに刃向かうことも出来ず 霧のベール... 続きをみる
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野次馬的な父のDNAをがっつりと継承してしまった俺は、祭りが好きです。父のように、渦中に飛び込むことはしないけど、祭りの“お囃子”を聞くとソワソワ、ドキドキする。 今年4年振りにフル開催となった東京・池袋の「第56回ふくろ祭り」。このふくろ祭りは神輿とよさこいで2週にわたって開催されるが、俺は“神... 続きをみる
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ふわふわした 僕の気持ちが 空に舞う いくつかは光になって いくつかは霧になって 楽しみの色 悲しみの色 数々あれど全ては 僕の心 舞い上がる思いが 僕に近づき 地平線の彼方へ消えていく 解像度の増した思いは 僕にまとわりつき 入り口を探している 静かな空気に身を置けば 自らの意志で扉を開く 神秘... 続きをみる
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誰もいない車内の窓に話しかける 薄ぼんやりと浮かぶ自分の顔 語彙を上げるとまるで別人のようだ 誰からも回答のない自問自答 やがて外面的な俺が 内面的な俺にポイントだけを 投げていく 一旦 外に出た言葉が 視覚と聴覚 そして 肌が真髄を捉えていく 素直になれたら いつしか俺と俺の会話が終わっていき ... 続きをみる
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あまのじゃくが見る夢 あべこべの世界が広がっていく アリスの世界ではなく 白いウサギもいない 優しい魔女に意地悪な友達 会話はスムーズで反論もない 全てを受け入れて 全てを覆していく 明晰夢にも似た日常の延長 僕の闇が目の前に広がっていく 僕が来るのを待っていた祈祷師が 数年前の呪文を唱えていく ... 続きをみる
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終わらない夏。 俺は一人で海に行きました。少し人気が減った秋の海は、いろいろな音が砂に吸収され、波の音と時折、飛来する鳥たちの鳴き声だけが聞こえている。 どこにいるのか? なぜ、そこにいるのか? そんなことを思うのは、最初の数分だけで、まだまだ暑い日差しと海独特の湿気が身体を覆っていく。... 続きをみる
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先週行った、出張の話。 伺った組合さんより手土産を頂戴しました。俺の大好きな“栗きんとん”! 栗きんとんと言っても皆さまが、想像しているような“非常に甘い餡の中に甘露煮の栗が入ってます!”というモノではございません! 栗の実をそのまま茶巾絞りにした素材の味そのままの和菓子です。 岐阜県のい... 続きをみる
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もう顔や名前を覚えることもいらない 同質化された顔のない物体が 浮草のように移動する街 電子ボードに心奪われて己を失い 同調圧力に身を委ねて 目的もなく彷徨っていく やりたいという意欲 知りたいという好奇心 溢れすぎた情報が氾濫し 街の至るところで 拾われるのを待っている 全てを捨てて 身軽になれ... 続きをみる
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先週は、久しぶりに国内ですが出張へ行きました。 待ち合わせ前に現地でランチ!を!と思って以前、駅舎の中にあった、「CoCo壱番屋」を探したが、“ない・・・。” なんか、違う場所に移転?したっぽいが、メニューが違う。。。 まず、俺はカレーというものはあまり外食で食することがない。ではなぜに「CoCo... 続きをみる
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そこに足を踏み入れてはいけない 無言で前を行きすぎる防人は言葉を持たない ただ その太陽が鳶色の光で 行く者の足元を照らす 道標は「A or B」 まるでゲームのようだ 末端の細胞がジタンダを踏み 急き立てる夏が映し出す “永遠を求めるなら、このままでいた方がいい” 一人たたずむと 目前にはどこま... 続きをみる
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この世の果てまで 口を閉ざしていくの? 顔のない大人が作ったルールはいらない 目で感じる 君が刻むリズム 傍観者を引き込む音符の海 沢山の悲しみで 押しつぶされそうになってない? 形を変え 量を変えて RESCUEを求めて 人はアンテナを張る 賢者が姿を覗かせる不安 鞄の中に詰めた溢れそうな君への... 続きをみる
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排気ガスで淀んだ世界で 疲れ果てた翼を下ろして 陽炎のような時間の中で 君が君を取り戻すため 僕が放つ Sparkling Words 暗闇の中で 迷う君 苦しいの? 誓った約束 勇気を呼び起こして Passwordは君の胸の中 秘密の地図を君にそっと渡そう 涙の向こう側にある夢を 今度こそ 見に... 続きをみる
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出張の際には、だいたい“手土産”を持参するようにしている。 そして、いつも悩む。勝手な妄想で勝手に期待している場合があるからだ。 “さぁ~、何にするか?” 嘗て、自分用に買ったモノ、来客からいただいたモノ等などを、頭の中でグルグルさせる。暫く、行かないともうテナントから出てしまっている場合も... 続きをみる
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人は前に進む 行っても 行っても 先が見えないと感じる時がある そんな時は 少しだけ歩を止めてみる 少し斜め前を見て そのまま上へ そこには視界を遮るものはなく ただただ青い空が広がっている そして そこにある遠近法を合わせると もっともっと上を見てみたくなる 視界だけではなく 自分を遮るものがな... 続きをみる
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先週末、地元の氏神様の例祭があって、10代振りに行った気がする。。。 年初には、初詣でどの神社よりも先に、氏神様詣でを行っているが、毎年秋に行われる例祭にはなかなか行く機会がなかった。今年は何となく、“あ!行ってみよう!”と思っての訪問だった。 “こんなに狭い神社だったかな~?” と思いなが... 続きをみる
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何も間違ってはいない 何も失ってはいない 暗く鎮まり返った道より 炎で燃え上がる道を選んで 歩いて来ただけのこと 前へ さらに前へ 行く手を照らす光のように 大丈夫 振り返った時に 大きな道が出来ているから いつも一人だった訳ではない 常に冷静だった訳でもない 例え挫けて道に倒れたとしても 誰かが... 続きをみる
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最近、生地屋に伺ったこともあり、昔の良い生地の洋服が着たい!と思い、クローゼットをガサガサ。 そして今日は、もう30年以上も前の金子 功氏がデザインしていた頃の“Karl Helmut(ケールヘルム)”のレーヨンシャツを着てみました。 一斉を風靡したPINK HOUSE(ピンクハウス)のメンズ... 続きをみる
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いつも職場に来ると、ステンレスボトルにお茶を入れる。年中アイスのお茶を飲む。 しかし、たまに無性に“アイスコーヒー”が飲みたくなる。謎だ。 こういう時は、必ず事務所裏にある小さなカフェへ行き、テイクアウトの“アイスコーヒー”を買う。このお店は基本、家族経営でたまにバイトスタッフがいるくらいの地... 続きをみる
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深い森の奥 ブルーラグーンを抜けた深部 これらの景色を見るのも容易ではない 同じように 人生において その立場にならないと見れない景色がある 己の信念とそれに伴うアクション 少しずつ共感者を見つけ その距離を縮める 誰も足を踏み入れていない景色 それは時に 痛みを伴い 時には悦に浸る 誰も見たこと... 続きをみる
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(まず、かなり長文になってしまいました!) 先週、住宅街で一般消費者向けの“生地屋”を営む元ファッションデザイナーの友人に相談があってお店を訪問した。オープンの時、そして4年前に計2回訪問したことがあるが、今回は足の踏み場もない程に生地が店内にある状況に圧倒された。 暫く、打ち合わせをしている... 続きをみる
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笑いながら怒る人は 受け入れやすい 怒りながら笑う人は 受け入れがたい 見えないものが見えた時 人に才気が宿る 見えるものが見えなくなった時 人は狂気を纏う 人の心に本当に触れたら 人は悪魔となる 人の心に自分の心を共鳴させたら 人は優しくなれるのだろうか・・・ 画像提供元:Pexels
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沈黙が怖い だから 人一倍 話をする時がある そして一人疲れている自分に気づく 高揚感に焦る だから 平常心を保つように心がける 高揚の後にやってくる落胆を軽減する自分なりの手段 どうしたら手放しに今を生きることができるのか? そして なぜそうできないのか? トラウマなのか 性格なのか 環境なのか... 続きをみる
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暦の上ではもう9月。 しかし、残暑を超えた気温をたたき出す日が連発している。たまに、“あ!今日は涼しい!”と思っても、温度計を見ると31~32℃くらいで子供の頃の夏日と変わらない。昨今ですと、35℃が平均になっていると身体も慣れてくるのだろう。 去年までは、周囲がほぼおとなしくしていたのに対して、... 続きをみる
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何も言わぬ花が好き 何も言わぬ花に話かけたりもする 無論 何も返事はない それでいい それがいい 色とりどりの花が一斉に 喋り出したかのように 咲き誇る季節は その色彩だけでなく 人の心に自問自答するかのように 会話を連想させてくれる 自分に都合よく 明日も良い日になるよ!と言っているようだ 画像... 続きをみる
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“袖すり合うも他生の縁”という言葉があるが、「どんな出会いでも単なる偶然ではない。この世に生まれる以前からの深い縁によって生じるものなので、大切にしなければならない」ことを説いた仏教的な教えなのだそうです。仏教的な教えであることは初めて知った。 社会人として仕事を始めた頃は、 “一人一人の出会... 続きをみる
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いくら群衆に紛れてみても あらわになっていく特定の影 傾斜の角度ではなく その速度で現れる正体 出過ぎた杭はもう打たれないのか? それとも簡単に抜かれていくのだろうか? 同じ散り行く運命なら 裏ではなく表へ 場所違いでも 季節外れでもいい 溢れるほどぼ花を咲かせて 人が集まる場所になるのなら それ... 続きをみる
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苦しんで苦しみ抜いて 悲しんで悲しみ抜いて たどり着ける場所 呆然として無防備な心が出会う 無彩色な景色 極限まで心澄ませて 耳を澄ませると見えてくる 一点の光 見たことのない しかし どこか懐かしい 心奪われる景色と言葉 この景色と言葉を自分の身体の中に 入れることができれば 今までに見たことも... 続きをみる
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グレーイッシュな都会の街並みが嫌いだ 綺麗に言えば“グレーイッシュ” 平凡に言えば“ねずみ色” 煩雑と並んだモノと 行き交う人々の嘆きが 街の色調を落としていく 振り出した雪が、このグレーイッシュな街を 白に染め上げていく高揚感がたまらなく好きだ 消しゴムで消す訳でもなく 白いペンキで塗る訳でなく... 続きをみる
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先週は、東京でのファッションウィークだったので、コレクションショーを拝見した。 もう30年以上、ファッションショーを見てきたが、今回は今までとは違う感覚で見ていたかもしれない。 TOKYO GIRLS COLLECTIONやTOKYO GIRLS AWARD等の一般消費者を対象にしたショーでは... 続きをみる
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兎に角、暑い! 今日から9月に入ったが暑すぎる! そういえば、今年もコロナ禍を引きずって夏らしいことは、あまりしなかったなぁ~と思う。 基礎疾患がある俺は、かかりつけ医からも「兎に角、気をつけて!」と言われ続けている。実は、ワクチンも第1回目から副作用が出て、第2回目、そして第3回目と全く同じ... 続きをみる
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災害大国日本において、起こりうる災害としては「地震」、「火災」、「津波」、「台風」、昨今ですと「線状降水帯による暴風雨」等が想定される。 そのような時に、まずは避難所に行くことがとても大切になります。 普段から住居や勤務先近辺のハザードマップを確認しておいたり、避難先を把握しておくことが大事です。... 続きをみる
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関東大震災から100年。9月1日は、「防災の日」として設定されている。 災害大国日本。 地震、台風、津波、四方を海に囲まれているからこその災害も多く危惧されています。 直近では、トンガ沖で発生した大規模火山噴火の影響で、直線距離で約8000kmも離れた 日本でも津波が発生したり、トルコ東南部、シリ... 続きをみる