<記憶の断片>目指す場所
植物がそうするように
陽の当たる場所を求めて
彷徨い歩き
永遠の旅をする
一定量の日差しを浴びる
簡単だった時代は終わり
ダンジョンのような
迷路が自分の前に
そびえ立つ
ミッションをこなして
進む先に本当にあるのか
自問自答が消えては現れる
こっそり導こうとする
案内人も軽いトラップ
集団で向かっても
確証のないはずの
群集心理の落とし穴
求める日差しが違えば
辿る道はいく通りに広がり
己ですら進路変更を
余儀なくされる
束の間の日差しを浴びて
また次の日差し求めて
ループ状態になっても
花のように 鳥のように
目指す場所は一つだけ
画像提供元:Pexels

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