<記憶の断片>他人顔
自分であって自分ではない顔
人から言われて初めて知る
自分では見られない他人顔
他人から身知れた僕の顔
ただ一点を見つめる
しかめ面は集中の証
軽く口を開き遠くを
見るのは情報整理の最中
キラキラも
ギラギラも
己に充満する欲望の現れ
窓に映る半透明なキメ顔は
これから起こる前触れへの
期待と不安への打開策
瞳の動きで感情を表せる
アクターの至極の賜物
創り作られていく
経年に応じた多様性
いつどこでも
最適な表情が自然に
現れるように
自ら経験の旅に出る
画像提供元:Pexels
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