一方行に歩く人並みに
紛れて自分を消していく
過去も未来もない
今を黙々と生きる
人混みをかき分けて
楽しくもなく
悲しくもない
記憶にも残らない
自分の一歩は
虚しさの足跡を残すだけ
白髪の数を数えなくなり
しわの長さも見えなくて
徐々にモザイクになる
自分の存在を何で示すのか
行き先のない
その時の感情に任せて
特に緩やかに
特に闊歩して
見たことのない場所に向かう
これが僕の生き方なのだとしたら
誰にも邪魔されないだろう
画像提供元:Pexels
一方行に歩く人並みに
紛れて自分を消していく
過去も未来もない
今を黙々と生きる
人混みをかき分けて
楽しくもなく
悲しくもない
記憶にも残らない
自分の一歩は
虚しさの足跡を残すだけ
白髪の数を数えなくなり
しわの長さも見えなくて
徐々にモザイクになる
自分の存在を何で示すのか
行き先のない
その時の感情に任せて
特に緩やかに
特に闊歩して
見たことのない場所に向かう
これが僕の生き方なのだとしたら
誰にも邪魔されないだろう
画像提供元:Pexels
右から左に囁く声がする
「忘れるな」とリフレインする
誰もいない道の真ん中で
僕は立ちすくむ
男でも女でもない
静かで騒がしい
モスキート音のように
リフレインしていく
多様性の元に
複雑化する思考
何でもありで何もない
美しい凶器
質問は受け付けない
したり顔の解説者が
放つ独演会のように
リフレインが迫ってくる
隠されたコードを
見つけ出し
負のオーラを解除する
チャレンジャーの如く
耳を澄ませば
モスキートの奥にいる
コアを捕まえる
画像提供元:Pexels