cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<世間話>氏神様の例祭

氷川神社例祭01

 先週末、地元の氏神様の例祭があって、10代振りに行った気がする。。。
年初には、初詣でどの神社よりも先に、氏神様詣でを行っているが、毎年秋に行われる例祭にはなかなか行く機会がなかった。今年は何となく、“あ!行ってみよう!”と思っての訪問だった。


 “こんなに狭い神社だったかな~?”


 と思いながら、参道の両脇に屋台が並ぶ光景を不思議な気持ちで歩いた。初詣には屋台は出ていない。。。


 手水舎前にも屋台が設置されていて行くことは出来なかったが、最初に参拝を行い、ぼんやりと祭りを楽しむ子供達やカップルを見ていた。


 俺が小学校や中学校の時は、昼間から夜まで、屋台に群がっていた。それを面白がった屋台のおっさんに「ただでやらせてやるから、手伝え!」と射的の屋台で球拾い等をしたことを思い出した。昔は、的になっているお菓子や置物?自体が回転していた。回転する的に、ギリギリの距離でコルクの球を当てていた気がする。今では、射的の的も動かないんだぁ~と思うと、食品を扱う屋台もずいぶんと食品の種類も変わったなぁ~と思った。
屋台の定番、お好み焼きや焼きそばが減り、中国の点心?みたいなものや焼き肉串みたいなものが繁盛している感じだった。

氷川神社例祭02


 実は俺、20代中盤くらいの時に、この手の屋台で働いたことがある。(あ!バイトです。w)日払いのバイトで、何となく募集の内容と違うんだけど、、、と思いながら、「やりません!」とは言えず、惰性で屋台の中の人になり、公立公園等の場所でかき氷やフランクフルトを販売していた。“早く、辞めたい!”と思いながら、子供の頃から祭りの屋台が好きだったこともあり、子供達が来ると、大げさな会話で楽しませていた気がする。
やっと辞める決心がついた時に、「おい!おまえ!昇進だ!」と言われ、祭りの屋台スタッフ?になった。その時には、ヨーヨー釣りやいか焼きを担当した。その時も花形は“お好み焼き”や“焼きそば”でなぜかと聞くと「調理が必要だから!」と言われた。“へぇ~”と思っていると、


 「おい!おまえ! おまえが出勤した時に、おまえの屋台の売上が凄く良いんだけど、どうしてかと思っていて、ずっと様子を見ていたんだが、おまえって子供が寄ってくるんだな?」


 と言われた。そのとき、どうして昇進したのかが解った。“そういうことか!”と。その時に、「そうですかね?」と聞くと、兄貴分のスタッフに、「だって、俺たちを見てみろ!皆、見た目が怖いだろ!おまえは、見た目が優しいじゃないか!」と言われた。


 そして、「頑張れば、三社祭にも行けるぞ!」と。


 “え???”と思った。三社祭とは、東京下町を代表する浅草の浅草神社の大例祭であって、日本全国から人が集まる祭りだった。“おいおいおいおい~。勘弁して。。。”と。結局は、3ヶ月くらいお世話になりましたが、中途採用の仕事が決まり、バイトを辞めることになったが、「休みの時だけでも手伝えるだろ!」と言われたが、店舗スタッフでしたので、「無理です!」と伝え、明るく辞める(足を洗う?www)ことが出来ました。

氷川神社例祭03

 ということで、祭りにはいろいろな思いがあり、複雑な気持ちになりますが、氏神様の例祭は、心がほっこりするお祭りでした~。w