僕のポケットに差し込む 冷たくなった君の手が 冬の到来を知らせてくれる あれだけ涼しくなることを 願った夏の日は記憶の彼方へと 遠い旅に出たようだ この世に二人しかいない そんなことを考えてしまう 幼くて純粋な思い 手の感覚が薄れていくように 無邪気な思いも 雪のように消えていく 降り積もる思いを... 続きをみる
存在のブログ記事
存在(ムラゴンブログ全体)-
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大きな粒が舞う夏がいき 大きなものと小さなものが 混在してぶつかる秋が 存在を隠していった 小さな粒だけが残った冬は その小ささから いろんな場所に入り込み 冷静と共に個を運んでくる 拡散されるとぶつかり合い 決して沈殿するはことない 意思があるのかは解らない 無心になると姿を現す粒 季節を構成す... 続きをみる
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人は慣れる。 街の景色、空気の重さ、自分の存在意義、、、。 我に返るとその意味の深さに耐えられず居たたまれなくなる。 そんな時、 PCの「Clear」ボタンを押すように 全てのことを一瞬で消すことが出来たらと考える。 画像提供元:Pexels