<記憶の断片>経年劣化
一つのことに全力を尽くせたあの日
なんでもトップギアで挑んだあの頃
目に映るものが輝き
耳にするものが細胞を震わせた
大切な時間を奪っていった
諦めと失望が増殖したあの時
視界を狭めて見ないふり
綺麗な言葉にウンザリしてた
イカれた心は平常心に占領され
人の顔色ばかりを伺い
異世界の自分に乗っ取られていく
自分で決めて
自分で勝手に疲れ
好きなのか嫌いなのかも
判断がつかずに
人混みに紛れていく
自分で作った拳を振り上げて
自分にしか見えない
ガラスの壁を叩き割れば
あの日の僕が笑い出す
ずっと探してた今の僕
今の僕にしか出来ないこと
永遠に探し続けるその時々の僕
誰よりそばにいてくれた
あなたの思いを手繰り寄せれば
あの日のメロディが蘇る
画像提供元:Pexels
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