<記憶の断片>積荷
ちょっとだけ 少しだけ
周囲が僕の時間を奪っていく
少しだけと思った彼らの荷物が
一つ また一つ
気づいたら自分では持てないくらいの
大きな荷物となり僕に襲いかかってくる
それでも
ちょっとだけ 少しだけ
自己責任を回避する顔のない
生き物が列を成して
僕の前に並んでいく
上から下へ
右から左へ
渡されたモノを入れ替えて
戻したら 彼らはどんな
リアクションを取るのか?
もう持てませんといくら説明しても
ちょっとだけ 少しだけ
全てを捨てるプランはすでに僕の頭の中
いつ どこで
それは僕の自由
覚悟はできているかい?
もうベルは鳴っている
画像提供元:Pexels
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