<世間話>素材のまま~栗きんとん
先週行った、出張の話。
伺った組合さんより手土産を頂戴しました。俺の大好きな“栗きんとん”!
栗きんとんと言っても皆さまが、想像しているような“非常に甘い餡の中に甘露煮の栗が入ってます!”というモノではございません!
栗の実をそのまま茶巾絞りにした素材の味そのままの和菓子です。
岐阜県のいろいろな和菓子屋さんがこの“栗きんとん”を販売しているようですが、今回は
“川上屋栗きんとん”を頂戴した。ずっしりとした栗の実はだいぶ水分を持っていかれるが、“栗の実をそのまま”食べているような食感と味わいでございます。人工的な甘さはなく、しかし、渋~いお茶が飲みたくなるまさに“和の心”そのままのように感じる。この商品は、もちろん“旬”があるので、毎年9月上旬から12月末くらいまでの期間限定商品になっているが、だからこそ季節を感じることができる逸品。
酒も飲むが、甘味もガンガンいける!俺にとっては、見て美しい和洋菓子も好きだが、素朴な和洋菓子には、その製法のこだわりと食材の吟味など、職人の感のような粋を感じる。また、一年中、様々な食品が手に入るようななった我が国日本では、段々と季節を感じる要因が減りつつあるが、気候や草花、食品に至るまで本来“旬”というものがある。この“旬”を食べることは、一番美味しい時期ということとその風土が持つ、パワーも同時に食する気がしている。自然と共に生きる。それが“旬”を感じるということなのかもしれない。。。
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