cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<世間話>美しさを食する

先日、仕事関係者より差入れで、サプライズ的な和菓子を頂戴した。
このブログの画像としてアップしましたが、この美しい花、実は「おはぎ」です。
一口サイズであるからこそ、その繊細さに驚かされました。


和食やフレンチは味覚のみならず、視覚でも楽しませるというもてなしの精神と職人の感覚を広げた食を楽しませる心意気を感じる。


このおはぎは「タケノとおはぎ」という東京・世田谷のお店で、おはぎ専門店として花のモチーフをメインに展開する和菓子屋さん。オーダーメイドも承っていて花の画像を事前に送ると見事に「おはぎで表現」してくれます。その再現性は芸術的!と言えます。


仕事関係のミーティングの席等では、その場が和み、笑みが溢れ、ブレストの時にはぴったりの糖分補給になる。花びら一つ一つの繊細さ、上品な美味しさは言うまでもないが、俺はその色彩に目を奪われる。何とも言えない日本の伝統色と言われる和色。そもそも和色が、動植物にルーツがあると言われていることからもそのベストマッチは、ハッと息を飲む美しさである。


物事にはほとんど、ルーツがある。そのルーツを知り、今の技術と感性が載ることで新しい価値が生まれる・・・。“賢者は歴史に学ぶ”と言うが、対峙する物事のルーツを知り、今までと違った見方をすることで「今を乗り切る」新しい何かが生まれることは、全身が震える程の嬉しさで満たされるのだと思う。