<記憶の断片>別人
あの頃の僕が手招きする
過去に戻るのか
同じことを繰り返してみても
同じような感覚を持つことはできない
その時々の僕が満足げに手を振る
前に進めるのか
様々な条件の下でしか
現れない感情を知っていく
あなたが好きだった
カフェや本屋に行ってみても
虚しさだけが悲しみの時を刻む
あなたと行った
映画館や公園を探しても
変わり果てた街には存在しない
今日も明日には過去になる
大きな過去の中に溶け込んでいく
それでも振り返って
認識される自分になる
いつか、、、別人で会えるように
画像提供元:Pexels
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