<記憶の断片>消えそうな記憶
あいつやこいつ
面影だけを残して
日常を反映させた顔で
冷めた挨拶を交わす
あの時やこの時
色々と溢れてくる感情
もう子供じゃないと
奥に秘められた瞳
幾度となく振り返り
幾重にも重ねた思い出が
セピア色に褪せていく
写真の中の僕らは
一瞬を切り取っただけの一片
無くして得るもの
得るために無くすもの
もっと良いものを
得ることができたのだろうか
淡き期待は白昼夢
愛をくれた君たちを
大切に仕舞い
愛を配る人になれるように
消えそうな記憶を
今一つ一つ思い返す
画像提供元:Pexels
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