cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<記憶の断片>僕らの行進

行進

行進のマーチに背中を押され
勝手に足が歩を進めていく
誰にも見られないように
大きく手を振ってみる


体内の血液が踊りだし
宙を舞う足取りへと
変わっていく


どこまでも果てしなく
どこまでも軽やかに
僕の行進は続いていく


いつの間にか
鼓笛隊に囲まれて
笑みがこぼれ出る


秘密の行列が
海へ山へ
少年の見る夢はいつでも
明日への架け橋になっていく



画像提供元:Pexels