<記憶の断片>雨楽隊
プラスチックに 大きな葉に
一つ一つの音符が着地して
不規則なメロディを奏でている
いつもよりワントーン下がった
街の音達が 静寂を保ちながら
一粒一粒を援護する
騒がしい街の騒音を
かき消して奏でる雨楽隊
嫌な思いや不快な感情も全て
かき消してくれればいい
グレースケールの街を歩けば
色が持つ意味を再認識する
自然の中にある色
人が創り出した色
その全てのトーンを落としていく
無色透明な音符
いつまでもどこまでも
己を考える良い一日になりそうだ
画像提供元:Pexels
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