<世間話>アロマグラス
仕事の打ち合わせがあって“BLUE BOTTLE COFFEE”に入った。先方がコーヒーを買ってくれて席に持ってきてくれたが
「ストローがない。。。」
と言われたので、カウンターにいるスタッフに
「ストローをいただけますか?」
と聞くと
「当店のグラスは、アロマグラスを採用しておりますので、そのままで香りも楽しんでいただきたいのですが、一応、ストローをお渡ししますが、まずはそのまま飲んでみてください!」
と言われた。
“はぁ~、、、。???”
と思いながら、仕事相手に同じことを伝えて、二人で
“ん???”
となった。
まぁ、先方は
「いや、それでも自分はストローで飲む!」
と言っていたが、私は、そのままグラスで飲んでみた。
っていうか“アロマグラスって何?”
ガラスにアロマエッセンスが練り込まれたガラスなん?とか思っていたが、どうやら違うらしい。
グラスを製造する際に、グラスに入れられた飲み物の香りが立つように設計されたグラスのようだった。これは、香りを楽しむ飲料、コーヒーやウイスキーなどのグラスに存在するらしい。ただ、まだ“アロマグラス”という言葉は認知度が低いようだ。
グラスの飲み口(リム)を強度が失われない程度に薄く滑らかに仕上げ、さらにリムのかえし部分(外側にそり返す部分)を一般的なグラスよりも深くし、より外側に開くようにするすることでリムが唇に当たり、舌を通して飲料の香りを迎え入れる構造のようです。さらに口径を広めにとりトップノート(香りの最初に感じられる成分)を拾いやすくし、口を当てた際にも鼻をすっぽり覆うので、より多くのフレーバーを感じ取ることができますそうです。ウイスキー等のグラスの場合は、雑味を軽減しアルコール感をマイルドにする効果もあるとのこと。このように繊細な構造のため、基本的には手作業で製造されるのだとも。
確かに私の飲んだアイスコーヒーも、今まで以上にいろんなフレーバーの香りがした。そして、より深みを感じたように思う。
同じ飲料でも、器の違いでこんなにも味というのか香りが違うものなのか?!とちょっと感動した。
身近なところにも、多くの発見があることを体感させてもらいました!

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