cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<記憶の断片>僕の正体

僕の正体

とても小さな時
とても小さなことに一喜一憂した


聞こえない音 見えない色
そんなものは何もなかった
見たいとき 聞きたいとき
いつでもどこでも自分次第だった


できることが増えても
世界はとても大きく感じた


聞こえていた音 見えていた色
年齢と共に 感じることが減っていった
見たくても 聞きたくても
どこにもそんなモノはなかった


でも どれでも
大きく包まれた 何かを超えて
まだ聞こえない音 見えない色の存在は知っている
この大きなモノは何か?
それは自分なのかも知れない


自分であって自分ではないもの
常識や習慣が邪魔するもの
今感じる モノ・コト・ヒト
全て消失させたら
何が残るのか
新しく現れるものは何なのか?


真っ黒になったキャンバスは
何も語らない
新しいキャンバスはいつでも手に入る
そこに描くものとは


本当の僕は誰なんだ・・・。