姑息な厄介者
様々な組織に身を置いてきたが、昔はたま~にいた厄介者。
はっきり言って調子は良い。しかし、いざ仕事となると頭も手も動かない。
このような厄介者が周囲の環境に慣れてくる必ずと言ってほど起こす行動がある。
1) 人がやったことをいかにも自分がやったかのように話す。
2) 周囲の人を嘘つこうが騙そうが、どんな手段でも使って悪評をたてる。
1) に関しては、だいたいすぐに発覚する。何故なら、やったことの経緯やその次のことを聞かれると自分でやったことではないので答えられない。万が一、適当に答えたとしても今までの話の延長にある話のようには聞こえない。
2) 要は、自分は努力するつもりがないので、周囲を落としてあたかも自分が頭一つ出たような気にさせる。しかし、いざ一緒に仕事をすると頭一つ出るような発案・発言がないので暫くするとバレる。
上記がバレることが続くと大概の人は居づらくなって(自分の都合の良い理由を付けて)消える。図太い人は、次のターゲットを決め、居場所がありそうな環境を見つけてから消える。それまでは知らない・聞こえないフリを永遠に続けている。
しかし、厄介なのは、1)または2)の受け手側がぼんやりしている人や同じような考えの人だと気づかない場合がある。すると仕事全体の精度やスピード等が落ちていく。
だが、俺だけなのかもしれないがここ数年、このような“姑息な厄介者”の人工が増えている気がしている。自分より年が上の人も下の人も。
1) について笑ってしまったのが、俺から聞いた話を一周回ってなのか、暫くしてから発信元であった俺に、
「いいこと教えてあげるよ!」と言われたことがある。
俺は最初、どんな話かもちろん知らず、
「どんな話ですか?」と聞き返した。
すると俺が話した話しだったので
「それって、前に俺が話した話ですよね?」と言うと聞こえないフリをして俺の前から消えて自分の席に戻っていった。
この方には数度、同じことをされた記憶がある。なので、俺と同じような考えの人たちからは、「あ!またアレ俺、やってる!」という笑い話になっていた。ちなみに俺よりだいぶ年配の方でした。
実は2)の方が“たちが悪い”のかもしれない。
俺的には、“どういう教育を受けるとこうなるんだろう?”と不思議に思っている。
相手を下げる方法を考え、行動に移すパワーを、どうして自分の能力を上げる時間に使えないのだろうか?暇なのか?と。
一度、あまりにも自分は仕事ができる!と言う方がおり(本当に出来る人は自分では言わないと思うけど。。。w)、周囲もめんどくさくなり、一人で完結できる内容の業務をこの人に担当になってもらった。しか~し、いざ締切り!となった時に、どうにもならない状態であった。これは時間的に間に合ってないではなく、内容がひっちゃかめっちゃかだった。チームの各担当の進行具合をすり合わせる会議で発覚したが、その時に「私は悪くない!」の一点張りだった。挙げ句、本人が「連帯責任だから、皆がなんとかしてください!」とまで言ってのけた。これ以降、誰もが修正が効く業務しかこの人には依頼しなくなったのは、言うまでもない。そんなことを本人は何も感じておらず、「解らないことは教えてあげますよ!」と。俺的には、“きっと頭が沸いているんだなぁ”と思っていた。
例えば、二人の実例を挙げてみました~! 今年もこんな人と仕事をし、とんでもない目に合ったし、最近は増えているよなぁ~こういう人!って思っている。
画像提供元:Pexels
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