<記憶の断片>時のない喫茶店
通い詰めた蔦の絡まる喫茶店
アイスしか飲まなかった僕が
今ではホットのコーヒーを
意味あり気に味わっている
多くを語らないマスターも
今では愛想いを覚えて
カウンターの常連と
天気の話を交わしている
蔦の分量以外にも
時間の経過を知らせる
店内で時を止めた
大きな時計が鎮座する
今にも動き出しそうな
彼だけが僕の変化を
知っているようで
軽く挨拶を交わす
劣化しない古い日記を
何度も読み返すように
自分と常連の距離を
保ちながら
画像提供元:Pexels
通い詰めた蔦の絡まる喫茶店
アイスしか飲まなかった僕が
今ではホットのコーヒーを
意味あり気に味わっている
多くを語らないマスターも
今では愛想いを覚えて
カウンターの常連と
天気の話を交わしている
蔦の分量以外にも
時間の経過を知らせる
店内で時を止めた
大きな時計が鎮座する
今にも動き出しそうな
彼だけが僕の変化を
知っているようで
軽く挨拶を交わす
劣化しない古い日記を
何度も読み返すように
自分と常連の距離を
保ちながら
画像提供元:Pexels
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