人は嫌なことを避ける一面がある。
これはもちろん、権利として有効な手段だ。

何とか避けられたとしてもまた別の嫌なことが起きる。
これが日々の連続である。

しかし、ある時にふと気づく。
自分がつまずく時の状況がデジャブとしていることを。

このデジャブに気づくことが非常に大切だと思う。

この世の中は、手を替え品を替え、試練がやってくるが
「どうしても超えなければならないこと」
「超えないとその人が成長しないこと」
このような状況だと、やっと避けた物事が
形や状況を変えてまたやってくる。

自分の後を追いかけてくる影のように付きまとう。

しかし、一度、超えてしまえば、
“今まで何であんなことに悩んでいたんだろう・・・。”と思う。
一度、超えたことで、そのことが血や肉となり自分の経験として
積み上げされていく。

そして、デジャブを超えないでいると
いつまでも同じ場所をグルグルと回っているだけだと気づかされる。
なので、超えるべき嫌なことと超えなくても良い嫌なことが事実を知る。
出来ることが増えることで、目の前の景色も変わってくる。
見たことのない景色に心から美しいと感じる時もある。

そんなリピートを繰り返し、人は自己を確立しながら
多くの知らない景色を見て、心自体を豊かにするのだろう。

まだ見ぬ景色を待ちわびながら、今日も笑顔で参りましょう！

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