<記憶の断片>星に願いを
星に願いをかけた幼き日々
肉眼では見えない星達が
光ではなく音と気配を伝える
奥の天体観測に思いを馳せる
求めても現れないのなら
現れた時を思い
宙に舞う自分の理念を
並べ替えていく
予定された時
約束された場所
誰と答えを出せば良いのか
抱いた胸のしこりを放つ
この世界が終わる時に浮かぶ
最後の一枚は記憶装置が知る
全てをかけて残す
自分の思念の結晶
知らない方がいいこと
知ってなくてはいけないこと
日常で全ての気配を消せば
記憶装置のシルエットが見えてくる
画像提供元:Pexels

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