cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<記憶の断片>大人

大人

黄昏て吹っ切ることに

もう慣れてしまった

停滞する時間が延びて

虚しさの空気が肥大化する

 

幾つの季節を越えれば

この気だるさから抜け出るのか

知るものは自分以外いない

 

思い描いた未来が姿形を変え

それが望んだ世界だったかも

理解するには時間がかかりそうだ

 

支えるもの 支えられるものが

逆転する未知の領域

 

それでも一人でなければ

いつのまにか異変が必然になり

何もなかったように

ひとときの穏やかな時間が流れていく

 

そんなことを繰り返すことが

大人になるということなのか

誰も教えてはくれない

 



画像提供元:Pexels