もう10年くらい前から、年末に参拝している“穴八幡宮”。
金運がつくと有名な神社で全国から参拝客が訪問されている。

授かるお札を、翌年の吉方に貼り、一年の金運を成就するもの。このお札は貼れる日が決まっており、「冬至」、「元旦」、「節分」の3日しかなく、さらに時間も日が変わった瞬間の“0：00”と決められている。

夜に神社を参拝するのは、秋の大例祭や初詣くらいしかないが、このお札が冬至の日から販売が始まるので、初日の夜は、もの凄い参拝者が列をなしている。
ここ数年は、あまりパワスポには興味のない姉弟が“一緒に行ってほしい！”というので、平日の夜にそれぞれ時間を合わせて、東京・早稲田駅で待ち合わせをして参拝している。

何度言っても、作法を覚えない姉弟。。。
いつも「何回、手をたたくんだっけ？」と聞かれる。注意していないと平気で、鳥居も中央を歩いてしまう。。。まったく、性格が違う姉弟で、弟である自分の方が、周囲から“しっかりしてる！”と言われるが、自分ではおっちょこちょいだと思っているので、どんだけ姉弟が落ち着きがないかが解る。まぁ、父方、母方どちらの親戚からも、“おまえのような人物はいない”と幼少期から言われているので、だいぶイレギュラーな存在として扱われてきたので、もう慣れてはいる。
今回も、「お札の販売所はあっちだけど。。。」と言われ、、、、。

「参拝してから、お札を授かるのが順番ってものだと思うけど。。。」と答えたら
「あ！　そっか、そういうもんか。。。」と。

確実に“金運のお札”しか視界に入っていない。
おいおい！と思いながら、「並んで参拝とかしなくていいから、順番が来て参拝したら、本堂出口で互いに待つ、ってことで」と話をした。

私は、神社仏閣で“並んで参拝する”ことを死守する人が苦手です。さらに、自分達以外を横に入れない人すらいる。こういう行為をするから、参拝をするのに長蛇の列ができることをどうして理解できないんだろう？と思ってしまう。

そんなことを思っていたら、私の前にいたマダムに話しかけされた。マダムの順番になった時に「一緒に参拝しましょ！」と言われたのだ。

“え？”という顔をすると
「おばちゃん、長いから！」と言われたので、遠慮なく同時に先頭に出て一緒に参拝させていただき、マダムにも一礼して、兄弟が待つ本堂出口に行くと
「なんか、あのおばさんと話してた？」と聞かれたので、
事の成り行きを話すと、なぜか大うけしてた。　ウケることかな～？と思いながら、お札を授けてくれる臨時社務所へ向かった。

しか～し。うちの兄弟。
古いお札を“古布入れ”ではなく、古布入れ前にあった小さな賽銭箱に入れようとしてた。

「おいおい！それ、賽銭箱だけど、、、こんな小さな箱に、この参拝者の古布入れたら、すぐに一杯だろうが！」というと、
「あ！だよね～。」と笑っていた。　どうにここうにもって感じだ。ｗ

お札を授かった後も、
「最近、知ったんだけど、参拝する時に住所とか名前言うんだってね？言ってるの？」
と聞かれたので、
「一応、心の中で言ってるね。」と答えると、
「それって、誰が教えてくれたの？」と聞かれた。

ん～、鋭い質問！ 確かに両親と神社に行った最後は、七五三の時だったと思う。それ以降、両親と神社に行った記憶はない。だとしたら、誰なんだろう？？？と思いながら

「修学旅行の時とかに、先生じゃない？」と言ったが、兄弟なので、担任は違えど同じ小学校と中学校な訳で、、、。苦笑いした。ｗ
純粋なのか、アホなのか、よくわからない。ｗ

まぁ、そんなこんなで手にしたお札。
私は、元旦の0：00に一年の金運アップを願って貼りたいと思います！！！