この季節になると、至る場所で始まる“イルミネーション”。
わざわざ見に行く感じではないが（人混みが苦手なので）、通った時にはフト足を止めてしまう。
先日、仕事で原宿～表参道で、帰る頃にはもう夜。
ビルを出ると、眩いばかりの照明が街を照らしていた。
嘗て、表参道にある事務所に勤めていた時には、“これほど邪魔なものはない！”と思っていた。仕事で通りたいのに人だかりで通るのに時間がかかる。仕事をしているひとには、なんとも迷惑な季節の風物詩だった。クリスマス近くになると駅のホームの位置も変わってしまい、本当にめんどくさい季節だった。もう30年近く前の話ですけどね。ｗ
一時期は、“環境問題が～”で取りやめ傾向にあった表参道のイルミネーションも、今では何事もなかったように、冬の風物詩を楽しみにして来る人々の心を潤しているのだろう。

そして、久しぶりに見た“表参道のイルミネーション”は、どこか無味な感じだった。統一感があって綺麗ではあるが、クールというのか心沸き立つような高揚感を感じなかった。これは、嘗て見慣れてしまったからなのだろうか・・・。

きっとこれからクリスマスまでに、多くの街でイルミネーションを見るのだろうから、街ごとの特徴とか、感じ方を味わってみたいと思いました。