cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<記憶の断片>一人芝居

回転木馬

あの時の君とこの時の僕
IFの世界があったとしても
その時間を捉えることは
できないだろう


多くを知ってる君と
何も知らない僕は
ただの風景の一つ


回転木馬の内側と外側
では重なる瞬間は
瞬きの一瞬
出会ったのかもわからない
道化師の技


あれから学んだ僕の技
君に届くのならば
動けなくなる前に
ラストシーンの微笑みを


出会えることをただ祈り
温存する妄想という名の
儚き一人芝居



画像提供元:Pexels