街は病みきった人々 ドス黒い闇を纏って 必死に生きている 毎日同じことを繰り返し 自分が何かすらわからない ルーティンが生きがいになった アンドロイド 歯車の一つでしかない現実 そんなことも気づかずに 今日も愛想笑いを上達させ 一人 ため息をつく どんなに群れても 寝る前は孤独なことを 見ないふり... 続きをみる
孤独のブログ記事
孤独(ムラゴンブログ全体)-
-
一人で悶々としていた日々 すれ違いや勘違いで より孤独の色を濃くして 室内にふさぎ込んでいった 窓の隙間から見えた光が 眩しくて美しくて そっと窓を開けてみた 突然の風が全てを吹き飛ばす 押し出すようで 引き込むようで 多色の風が語りかける 居た堪れず部屋を出る 新しい風を頬に感じ 闊歩する住み慣... 続きをみる
-
静まり返る空間 物言わぬ者達と対話する 孤独な作業 感情を殺して 息を潜めて 真実を求めていく 伝聞では見えない データでは見えてこない それでも探る心理戦 日常の切り抜きと 人の慣性が並ぶ 謎解きのピースが置かれた 無機質なテーブル 神経をすり減らし 聞こえるはずがない 部屋中に広がっていく 振... 続きをみる
-
幸せを願う言葉じゃない 不幸を待つ行動でもない あべこべに浮かぶ 薄っぺらな存在 後悔と期待が交互に現れて 手招きをする 自分で持ってないものは 人からもらえばいいって 言っていた君の浅ましさが 全ての日々を奪っていった だから君みたいな人を 避けてきた僕は 周りが君みたいな人しか いないことに気... 続きをみる
-
すれ違いを繰り返し 思いの距離が見えなくなっていく 出来合いの笑顔に触れるたび 孤独への道に誘われていく あれがしたい これがしたい あれが欲しい これが欲しい 一度許すと始まる アドバンテージの移行 どこまで許されるのか 目の奥を伺う棘だらけの視線 どこまで言えるのか 僕が纏う空気を探る無意味な... 続きをみる
-
いつまで誰かの後に 付いていくの? どこまで行けば 自分を取り戻せるの? それは予期せぬ 場所で タイミングで やってくる つまらない感情や くだらないプライドを 彼方に捨てやれば やってくる 群れずに孤独を味わい 沸々と湧き上がる感情 止めることができない 嗚咽にも似た衝動 どんな暗闇でも 見ま... 続きをみる