気づくのが遅かった 死角から現れた 透明な何かに 体内が侵食されていく 明日を探し 昨日を彷徨う 未知の何かに全てが 覆われてしまう前に 燃やす心と焦げる思い 怒りに走り続けても 悲しみに沈んでも 分岐の座標が 流れていく 上を見つめて下を踏む まとわりつくように 熱を帯びていく何かが 完成のカウ... 続きをみる
分岐のブログ記事
分岐(ムラゴンブログ全体)-
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いつか来た街 いつか聞いた会話 約束の場所はきっとある デジャブの思いでも いつか掴む 決められた道でも いつでも放棄する 列車を降り見送りざまに 下車していない自分と 瞳で会話する もう降りることにしたんだね まだ乗っていくの? 分岐する自分達が 相手を思いやる いつかどこかで 再会の日を信じて... 続きをみる
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進行方向を逆向きに立った電車が走り出す 自分という存在を意識しないと持っていかれてしまう ふと無心になった途端 あたかも自分の過去を走馬灯のように 見る感覚に包まれる 通り過ぎる駅は自分のイベント時期 停車駅は分岐点 常に前を見るだけではなく たまには過去を見つめるのも悪くないと感じる 次の停車駅... 続きをみる