cky355のブログ

日々、感じること・思うことを徒然に・・・。

<世間話>9月開催のイベント業務に追われる・・・。

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今年3月からスタートした新しい事業。それは日本の素材産地と日本のファッションブランドをマッチングし、さらに一般消費者の皆様にも日本製素材の素晴らしさを見て触って買っていただけるビジネス商談会と販売会を一堂に会する素材イベント“FABRICa NIPPON”。
このイベントの第2回目の開催が9/18(水)~19(木)に迫っており、日々の対応業務に追われております。w
ファッションが実際の季節よりも半年前、素材になるとさらに半年前になるので、現在が2024年の夏だとしても、9月のイベントは“2025 Autumn&Winter FABRICa NIPPON”と2025年の秋冬用の素材を取扱うことになる。もちろん、販売会の方は、そんな先の素材はまだ存在しないので季節やシーズンに関わらず、様々な素材が並びます。


昔であれば、春夏と言えば、薄手の綿や麻が主流で、合繊はいかようにも対応できるので、可能な限り薄いものや吸水速乾や防臭加工等がなされている素材が多く、秋冬はウールや厚手の綿、合成皮革などに加えて、厚手の合繊で防寒や撥水等の加工がなされているものが多かった。しかし、この気候変動に加えて、ファッションに対する消費者の需要の変化等から、秋冬であっても、薄手のウールやレース等、少し前では考えられないものに需要が集まる傾向がある。常に変動するファッションに対応するように素材製造も変化を繰り返しているわけだ。


また、闇雲に素材を製造すれば売れる!という時代はとっくに終わっている。高度経済成長期には日本の産業を支えたと言われる繊維業界も今は昔。製造メーカーの廃業は後を絶たない。中には行き過ぎた価格競争に飲み込まれたメーカーもいるが、日本製素材は、価格競争の中では戦うことはできないと私は思っている。そんなことよりも、日本の製造メーカーが得意とする精密性や再現性、独自文化から生まれる色彩や表面感、手触り、機能性等に特化し、“日本でしかできないモノづくり”に注力して欲しいと思っている。


我々が手掛ける素材商談会では、シーズン毎にディレクションというテーマを設定し、言葉の通り商談会の“方向性”を提示している。9月に開催する商談会のディレクションは、「ESSENTIAL ~本質の追求~」であり、今一度、素材製造メーカー各社が自社の得意分野を再考し、時代を創造する新たな素材を製造して欲しい!という願いを込めました。
少数精鋭で運営する事業につき、私も自分がやれることは全てやる!という気持ちに取り組んでおります。 

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ってことでなかなか、ブログが更新できずにおります!すみませんです!!!


商談会の方はプロの仕入れ担当者のみの入場になりますが、販売会の方は学生や一般消費者皆様のご入場、大歓迎でございます! 手芸が趣味の方や、一般の生地小売店では購入できない“産地直売”の生地に興味のある方は、是非ともご入場くださいませ!


日々の情報は、インスタが一番更新している感じですので、ご覧いただけたら幸いです。
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ってことで、こんな時間ですが、これからまたまた工作?の時間でございます!
台風が近づいている様子ですので、皆様もどうぞご自愛くださいませ!