<記憶の断片>フラッシュバック
見覚えのある景色に
心奪われ身動きが
取れなくなる
フラッシュバックする
幾重にも重なる切り取り画
足を取られ血が逆流する
願っても叶わない
楽しかった記憶の消去
悲しみの記憶が増えるなら
心を痛めることもなくなる
流行歌が流れる度に
足を止めて振り返ってしまう
静止画のように一枚一枚が
音と香りを運ぶ
世界中どこにいても
同じ並行世界に生きる限り
確率の堕天使が
巡り合わせを企てる
一歩一歩が重い
それでも幾重にも重なる
未来予想図を見据えて
いままでにない
生き方を求めて
もがいていく
画像提供元:Pexels
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