<記憶の断片>銀色の雨
銀色の雨が矢のように
降り注ぐ夜
雪に変わる前に
無情な温度を運ぶ
しかめ面の人々は
避けられない矢を
ヘキサゴンのビニールで
蹴散らし足早に
家路を急いでいく
この雨が雪に変われば
一転して人々の顔から
笑みが溢れだす
銀色が白に変わり
優しさとノスタルジーを
運ぶのかも知れない
素敵な夜の始まりは
街の喧騒ごと静寂を呼ぶ
眠れぬ子供達は
明日の計画を想像し
テンションを上げていく
自然と共に生きる意味
身近にある自然
楽しさも悲しさも
自然が運んでくれる
心境変化の大きな要因
画像提供元:Pexels
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