最後に君と見た夕暮れが この胸に永遠を刻む 別の誰かと同じ季節を 過ごしても現れたりはしない 胸に居座る朝焼けは 君とは違う誰かの投影画 誰も知らない 自分でも言葉にできない 創られた虚構の風景画 二度と見られない 輝いた季節が 幾度となくやってくる 自分の成長と巡り変わる 季節達が見せる幻の景色... 続きをみる
2024年12月のブログ記事
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出会っては別れていく 別れた傍らで出会っていく 繰り返す接点が 線上になり感情を失っていく 込み上げてくる悲しみも 湧き上がる喜びも 人は慣性の海に溺れていく それでもグルーラグーンを抜けて 日の光が海底を照らせば 「もう一度」と呪文を唱える 捉えた眼差しが囁き 「やっと逢えたね」と魔法をかける ... 続きをみる
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流れ星のようなヘッドライトが 現れては消えていく 自分が見聞きする何かに 置き換える癖が絡みつく どれだけの経験が 僕の細胞を形成していったのか? 飽和がない世界なら これからの経験で 別の宇宙を創造したい 青でもない紫でもない 赤でも、ましてや緑でもない 無色透明な宇宙があるなら それは僕の創造... 続きをみる